サザビーリーグ「メゾンスペシャル」 3月に青山に1号店

2018/12/13 14:53 更新


 サザビーリーグは、来春から新ブランド「メゾンスペシャル」をスタートする。オン・オフ問わず、ファッションを楽しむ大人の男女向けのウェアを販売する。3月に青山に路面店を出し、自社ECもスタートする。5年で実店舗10店程を出し、ECモールにも出店、小売りベース50億円の売り上げを目指す。

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 メゾンスペシャルは30代の男女に向けた遊び心のある仕事服がコンセプト。ウィメンズ、メンズともに三つのラインがあり、ウィメンズはトレンドを意識したライン、ミニマルさと機能性が特徴の仕事着として使えるライン、天然素材を使い今どき感のあるウェアのラインがある。

 プリーツ入りのワンピースにテーラードのジャケットを合わせるなど、近年のドレスコード緩和の流れに合わせ、仕事にも使え、遊びにも使えるアイテムが多い。

 メンズもモード感を意識したデザインのほか、防汚加工のシャツや、撥水(はっすい)加工を施したセットアップスーツ、再生ポリエステルを使い、自宅で洗濯できるニットなどがある。価格はアウター3万円台、トップ1万円台、ボトム1万円台後半、ワンピース2万円台。

 3月の発売のタイミングで、ウィメンズ70型、メンズ60型をシーズンの立ち上がりに投入し、その後、売れ行きに応じて毎月、商品を追加する。

 サザビーリーグは、新会社メゾンスペシャルを設立し、同ブランドを運営する。青山の路面店を出店後、さらに1店を出すことがすでに決まっている。

 路面店以外では、都市圏のファッションビルや駅ビルを中心に出店を進める考え。ECモールへの出店も考えているが、商品写真の撮影は自前で行うなど、自社ECとブランドイメージの伝わり方に違いが出ないようにする。

 実店舗は10店程度にとどめ、ECと連携させながら、事業規模の追求より、収益性と持続性をを重視した事業に育てる考えだ。

ハイブランドを好む客層にも合うデザインを中間価格で提供する


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