ラフォーレ原宿はコロナ禍に伴う行動制限の大幅緩和の影響に加え、テナントと連携して独自のファッションとカルチャーの提案を強化してきた成果で、売り上げが回復している。22年度(23年3月期)と今年4月以降の売り上げは「前年同期比2ケタ増で、昨年下期以降は中国人売り上げを除くとコロナ禍前の19年度実績を上回るペース」(安藤正志館長)だ。今期は「ラフォーレらしい多様な価値の提案」を強化し、中国人を含む全館売り上げを「19年度実績に近付ける」計画だ。
(有井学)
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前下期は、政府の水際対策の大幅緩和の影響で、中国人を除くインバウンド(訪日外国人)の売り上げが韓国人を中心にして大きく伸び、日本人デザイナーや日本企画のファッション商品が好調に推移。これらを含めて、「高価格帯のインポートなどを扱うセレクトショップなどが国内外のお客から支持された」。
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