量販店向けレディスアパレルメーカー 生産はASEANを中心に分散

2023/11/17 06:30 更新有料会員限定


エフリードはバングラデシュやASEAN生産を拡大していく

 量販店・専門店チェーン向けレディスアパレルメーカーの生産は、中国を主軸とする体制からASEAN(東南アジア諸国連合)などへの分散が進んでいる。政治問題をはじめとするチャイナリスクによるサプライチェーンの過度な中国集中の見直し、円安による生産コスト対策が背景にある。

(小坂麻里子)

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 エフリードは現在、中国95%、ASEAN5%の比率で海外生産している。コロナ下で規制されていた中国出張が解禁、現地で素材調達が可能になった。「3年分の生地が蓄積され、とても魅力的」と話す。今後は中国の既存の協力工場と関係を深めつつも、中国70%、ASEAN30%に変更していく計画だ。

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