量販店向けレディスアパレル 盛り上がる秋冬と来春の商談 目新しい商品の開発で勝負

2023/06/26 08:00 更新有料会員限定


来場者は商品説明に熱心に耳を傾けた(エフリード)

 量販店向けレディスアパレルメーカーの商談が盛り上がっている。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けの5類への移行をきっかけに、お出かけ需要が復活し小売りが活性化したためだ。中国のロックダウン(都市封鎖)を含めて物作りが混乱した昨年に比べ、それらが基本的に解消したことも後押ししている。

(小坂麻里子)

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 6月の名古屋地区のレディスアパレルによる合同展「シグマグループ展」(13~16日)は、感染症法上の5類への移行後としては初めての開催だった。来場は「この1年で最も多い」(クロスプラス)、「コロナ前と同じ水準に戻った」(エフリード)などにぎやかだった。

仕入れ意欲高く

 「3月展からすでに増えてきていた」(エフビー)、「3月展並み」(タキヒヨー)など、政府の5類への移行方針決定の時点で商談に活気が戻っていたこともうかがえる。

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