関西広域連合広域環境保全局は、大阪・関西万博のギャラリーEASTのポップアップステージでリメイクファッションショーを開いた。ファッションロス問題に着目し、不用となった衣類のリメイクで、「魅力ある服に生まれ変わり、長く使えること」を身近に感じてほしいとの思いで企画した。
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お直しのフォルムアイと、きものリメイクのアゲインの2社が参加し、計11ルックを披露。フォルムアイは、「愛着を素敵に、大切に」をテーマに、衣料回収ボックスに集まった服や、不用な布製品を活用したリメイク服を発表した。ニットオーダー事業の知見も生かし、廃棄糸と着なくなったセーターを糸に戻して編み直したワンピースやプルオーバーも作った。
アゲインは、たんすに眠っているきものや帯を使って、「西洋のデザインと融合させ、新しいスタイルを作り出す」リメイクを得意とする。振り袖をリメイクした花魁(おいらん)風ドレスや、白無垢(むく)を使ったロングジャケットなどを見せた。