広がる廃漁網再生素材「ネットプラス」 25年秋冬は43ブランドが採用

2025/10/09 08:00 更新有料会員限定NEW!


エランゲは全国から廃漁網を集める(写真=Shota Matsushima)

 廃漁網の再生ナイロン「ネットプラス」が広がっている。同ブランドを保有・運営する米ブレオは回収・中間加工を行う拠点への技術支援を強め、廃漁網の回収量を拡大。供給先のアパレルブランドも増やしている。23年に業務提携を結んだ日本の環境ベンチャー、エランゲ(千葉県一宮町、関幸太郎代表)は工場に新設備を導入。本格供給に向け準備が進む。

(杉江潤平)

年間5000トン回収へ

 ブレオは廃漁網リサイクル技術を持つ米ベンチャー。パタゴニアの投資部門、ティンシェッド・ベンチャーズの支援を受けネットプラスを安定的に供給できる体制を構築し、現在は日本含む9カ国・43コミュニティーと取り組む。

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