廃漁網の再生ナイロン「ネットプラス」が広がっている。同ブランドを保有・運営する米ブレオは回収・中間加工を行う拠点への技術支援を強め、廃漁網の回収量を拡大。供給先のアパレルブランドも増やしている。23年に業務提携を結んだ日本の環境ベンチャー、エランゲ(千葉県一宮町、関幸太郎代表)は工場に新設備を導入。本格供給に向け準備が進む。
(杉江潤平)
年間5000トン回収へ
ブレオは廃漁網リサイクル技術を持つ米ベンチャー。パタゴニアの投資部門、ティンシェッド・ベンチャーズの支援を受けネットプラスを安定的に供給できる体制を構築し、現在は日本含む9カ国・43コミュニティーと取り組む。
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