90年代後半から00年代にかけて、本紙にストリートスナップの記事をたびたび掲載していました。30年近く前の、都会の一瞬を切り取っただけの記事ではありますが、その背景を店や企業に取材し、ときには売り上げなどの数字も入れていて、当時の商売の動きも少しわかります。“平成リバイバル”など様々なレトロが注目を集めている昨今、改めて読み返すことで、ビジネスに通じるヒントが見えてくるかもしれません。ベテラン記者が振り返ります。
※本文は読みやすく直しています。社名やブランド名などは原文のまま掲載します。
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弾ける裾結びシャツ デニムボトムと相性ぴったり
2001年3月28日付

白シャツや花柄シャツの裾を胸の下で結んだスタイルが広がっている。スーパーローライズのジーンズや70年代風ストライプのデニムパンツなどと合わせて、セクシーというよりは明るく弾けた感じに着るのがポイント。まるきゅう系ブランドが大集合した「シブヤスタイル・スプリングコレクション」でも一番多く見られたスタイルだ。
手持ちのシャツをたくし上げて結んでいる女性や、ミドリフ丈でちゃんと結び目ができるように作られたものを着た女の子もいる。中はブラだけだったり、チューブトップやバンドゥトップとコーディネートしていたり。おへそを出さないまでも、シャツのデザインとして新鮮で、デニムボトムと相性がいいのが最大の強み。
渋谷109のショップ「ドルチェ・ヴィータ」では、裾結びのシャツを「ボウ結びシャツ」と呼んでいる。無地で前立てにレースをあしらったものやメンズストライプが人気で、いま一番のヒット商品だ。ストリートではエゴイストなどのドット柄も見かける。
ワンショルダートップなどと比べると誰にでも似合い、この夏の大穴トレンドとして追い上げる可能性大だ。ティアドロップ型サングラスや派手な太ベルトなど、ブームの80年代アクセサリーを合わせるとバッチリ決まり、これが後押ししそう。渋谷の女の子たちが飛びつきそうな予感がする。
《記者メモ》
往年の映画に出てくるような、当時から見てレトロなスタイル。特に渋谷では80年代ファッションがブームになっていました。
(赤間りか)
