日本製バレエシューズ「クルントウキョウ」 シンガポールから販路を拡大

2026/01/09 07:58 更新NEW!


昨年8月にシンガポールのマリーナベイ・サンズで期間限定店を開き、連日にぎわいを見せた

 日本製バレエシューズブランド「クルントウキョウ」は、シンガポールでの販路拡大に力を入れている。「日本製への関心が高く、世界中から旅行客が訪れる」という特徴から、シンガポールを皮切りに海外販路開拓をスタート。期間限定店を積極的に開催し、26年春には海外初の常設店を開く予定だ。

 クルントウキョウは、オペラポート(神戸)と東京・浅草のシューズメーカー、クルンの協業で19年3月に立ち上げた。自社ECを中心に、期間限定店や神戸にある唯一の常設サロンで販売している。

 浅草の靴職人の技術を生かした履き心地の良さだけでなく、素材や色、サイズも豊富に揃えている。サイズは0.5センチ刻みで21.5~26.5センチ。一度サイズが分かれば買いやすいこともあり、ECのリピート率は45%と高い。

 23年6月にシンガポール高島屋で海外初の期間限定店を開催し、シンガポールへのEC発送を始めた。25年8月には有名ホテルのマリーナベイ・サンズで初開催し、11月はシンガポール高島屋で6回目の限定店を出した。限定店は毎回約1000万円を売り上げるほどの盛況ぶりだ。

 旅行ついでに国内常設サロンに来店するシンガポールからの顧客が増えているなど、効果は大きい。26年4月には、海外初の常設店をシンガポールの商業施設でオープンする。

 ECの国際発送は、25年1月から香港、台湾、タイ、マレーシア、アメリカへと対象を広げた。今後は、東南アジアでの販路拡大をさらに強めるとともに、ヨーロッパでの販売にも挑戦したい考えだ。



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