こんにちは!こども市場担当記者の金谷(かなたに)です。InstagramとXで「繊研新聞こども市場取材班」アカウントの中の人も務めています。
子供関連のファッションニュースを幅広く取材しているメディアは、繊研だけと言っても過言ではありません。2023年も、様々な子供&ファミリーのニュースを報道してきました。
今回は、Instagramの投稿でよく見られたニュース、ベスト10をご紹介します!(計測期間は23年1月1日〜12月23日 リーチ数順)
1位:土屋鞄製造所「グリローズ」 〝ラン活激戦区〟に限定店(1月26日)
※電子版限定記事
ランドセル関連のニュースは毎年上位にランクイン。皆さんの関心の高さがうかがえます。同社はランドセル専門店が集中する横浜・みなとみらいエリアを”ラン活激戦区”として注目しているそうです。
2位:布製ランドセルが定着するには 真価が問われるのは数年後(2月12日)
ランドセルの中身が重量化し、社会問題になっていることを受けて、1kg未満の布製ランドセルの開発が相次いでいます。布製ランドセルが選択肢の一つとして定着するにはどうすべきかを考えました。
3位:業績好調のマーキーズ 春は二つの新業態に挑戦(3月23日)
子供服専門店、マーキーズの好調も目立ちました。低価格路線が当たり、色柄豊富で元気なファッションが、今のトレンドとマッチしています。
4位:ファッション性意識したランドセル 〝他にない個性〟が魅力(4月11日)
「他にないデザインを選びたい」という親子に向け、ファッション性に特化したブランドの立ち上げが相次ぎました。ニュアンスカラーやジェンダーレスカラーのランドセルが充実しています。
5位:「ミキハウス」が法人ビジネス積極化 産院やホテルに卸販売(4月21日)
コロナ禍で少子化が加速し、新しい販売方法を模索する企業が増えています。「ミキハウス」の三起商行は、産院や産後ケア施設、リゾートホテルなど法人向けに販路を広げています。
6位:22年度繊研キッズファッション賞 SC大賞は「プティマイン 」百貨店大賞は「ミキハウス」(4月24日)
第28回を迎えた繊研キッズファッション賞。SCと百貨店の関係者による投票で決まります。「プティマイン」は不動の地位を築き5年連続の大賞。「ミキハウス」は高級ライン「ゴールドレーベル」の投入やインバウンド(訪日外国人)需要の復調で、3年ぶりの大賞となりました。
7位:森本本店が子供用日傘 暑い夏でも通学を快適に(1月10日)
今年の夏は記録的な猛暑でした。子供の通学を心配した人も多いのでは。小物雑貨メーカーの森本本店は、子供向けの日傘を開発。安全性にも配慮した仕様で販売しました。
8位:子供の送り迎え時に役立つリュック 産休復帰した女性社員らが企画(4月14日)
※電子版限定記事
バッグのエースは、働く女性のバッグ「ダブルアンドデイナイト」で、子供の送り迎え時に役立つ機能を盛り込んだビジネスリュックを販売。産休復帰した女性社員による社内研究会「エースママラボ」が企画しました。
9位:子供服「エムドゥドゥジオン」 卒園・入学式用に人気(4月4日)
名古屋の子供服セレクトショップ「ドゥドゥジュオン」が手がけるオリジナルブランド。尾州産地の老舗テキスタイルメーカーのフォーマル生地を使用しており、上質さも好評です。
10位:ユニクロがアニヤ・ハインドマーチと協業(11月8日)
キャッチーなデザインが子供にもぴったり。SNSでも、親子のリンクコーデがたくさん投稿されていました。
いかがでしたでしょうか?2024年も様々な角度から、子供関連のファッションニュースをお届けします!
かなたに・さきこ 07年入社。レディスの成長企業から小粒で光るECブランドまで幅広く取材。育休を経て、キッズ市場担当に。繊研新聞こども市場取材班 Instagram(https://www.instagram.com/senken_kids/)、Twitter(https://twitter.com/senken_kids)の中の人