ジュンは16日から2日間、東京・南青山の「シェアグリーンミナミアオヤマ」で「ジュンの文化祭―ファッション遊園地」を開催している。
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ジュングループが掲げるファッションとフード、フィットネスの三つの「F」にフォーカスした「ビジョンFFF」を具現化した消費者向けの野外催事。同社の次世代顧客の対象となる20~30代女性客へのアプローチも開催の目的だ。会期中約1万人の来場を見込んでいる。
会場中央にメリーゴーランドを設置した芝生エリアのセントラルパークゾーンでは、ワークショップなどの体験型コンテンツを充実。「ロペ・マドモアゼル」のトートバッグを販売し、購買客のお好みのモノグラムなどの柄を選んでカスタマイズした刺繍を施すサービスを提供。6台のキッチンカーを配置したジュンズキッチンゾーンでは「シャトージュン」のワインや、「サロン・アダム・エ・ロペ」のフルーツピザなどを販売している。倉庫型スペースのパラダイスステージでは武道をコンセプトにしたフィットネスプログラム「ビーアイエフ・バイ・ナージー」など、多様なエンターテイメントやワークショップも行われている。
佐々木進社長は「リアル店舗でしかできないコンテンツ型、イベント型の新しい催事の在り方を示したかった」として今後、文化祭の開催を定例化する考え。また「将来的には地方都市で、商材を絞り込んで同様の催事を行い、事業化を目指す」方針だ。

