JR西日本 広島駅ビル建て替え概要発表 25年春開業

2019/03/18 06:25 更新


 JR西日本、JR西日本不動産開発、中国SC開発らは15日、広島駅ビルの建て替え計画の概要を明らかにした。新駅ビルは、地下1階から地上20階建てで、延べ床面積約11万1000平方メートル、建築面積は約1万4000平方メートル。商業、ホテル、駐車場で構成する。商業面積は旧駅ビルの2.3倍に広がる。25年春の開業予定。

 新駅ビルの商業部分の店舗面積は約2万5000平方メートル(シネマコンプレックス含まず)で、中国SC開発が運営する。シネコンは松竹マルチプレックスシアターズが運営する。高層階にJR西日本ホテルズの「ホテルヴィスキオ」(400室規模)が入り、駐車場は駅直結で約500台と、駅北西に別棟駐車場約400台となる。

 現広島駅ビルの「アッセ」(店舗面積約1万1000平方メートル)は20年3月末に閉館し、同4月から建て替え工事に入る。

 JR西日本や中国SC開発は、広島駅ビルとは別に駅の改良工事と商業ゾーン「エキエ」の新設を進めている。エキエは18年秋の第3期で全体の7割まで完成しており、19年夏以降の第4期で店舗面積約1万平方メートルのエキエが完成する。新広島駅ビルの完成により、駅の商業面積は大幅に拡大する。



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