ソウル、ベルリン、ノルウェー…。11月は世界各地の公的機関が主催して、デザイナーブランドを揃えたショールームや期間限定店が東京で相次いで開かれた。パリやミラノなどの主要ファッションエリアではなく、各地を拠点にするローカルブランドが勢揃いした。知名度は低いものの、新しいクリエイションやローカルならではの独自性を探しに、バイヤーやディストリビューターらが集結した。
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注目高まる日本市場
世界各地のローカルで活躍するデザイナーブランドが、日本市場に目を向け始めた。1カ月の間に、海外の都市名を冠にしたイベントが、立て続けに開かれたのは久々だったのではないか。
皮切りとなったのは、セレクトショップのリステアで開かれた、韓国ブランドを揃えた期間限定店「ザ・セレクツ東京ポップアップストア」。韓国文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)の海外ショールーム支援事業「ザ・セレクツ」の拡張プログラムとして、今回初めて約2週間のDtoC(消費者直販)イベントが企画した。
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