韓国の新進デザイナーを海外に発信するショールームプロジェクト「ザ・セレクツ」は11月8日から、東京・六本木のセレクトショップ、リステアで期間限定店「ザ・セレクツ・ウィズ・リステア」を開催している。23日まで。
主催は韓国コンテンツ振興院(KOCCA)、後援は韓国文化体育観光部。公的機関によるサポートで18年に誕生し、ニューヨークやパリのファッションウィークと連動してBtoB(企業間取引)のショールームやプレゼンテーションなどを開いてきた。韓国デザイナーの登竜門になっており、海外進出を後押しするプロジェクトとして注目されている。今回は初めて、東京でBtoC(企業対消費者取引)に乗り出した。
参加したのは、韓国を代表するデザイナーブランド。「ボンボム」「インク」「ハガシ」「ハンナシン」「ラーイ」「ミュン」「オルキン」「ベルソ」。クチュールとストリートのミックスや、高感度な女性に向けたデザインなど、ひねりの利いたモダンなリアルクローズが揃った。すでに日本に卸先を持つなど、知名度が高まりつつあるブランドも多い。
オープン前日にはレセプションイベントが開かれた。参加デザイナーらとともに、韓国のアイドルグループ、トゥモロー・バイ・トゥギャザーのボムギュさんが来場し、ファンが駆けつけた。

