「今年はライブコマース元年」と話すのはライブコマース専業、セレスト(大阪市)の佐々木宏志代表取締役CEO(最高経営責任者)。中国での盛り上がりに比べると存在感の薄い日本のライブコマース市場だが、6月末から始まった「ティックトックショップ」のサービスが強い追い風になると踏む。今夏には「ライブコマース研究所」も設け、業界インフラの推進役も引き受ける。
(永松浩介)
佐々木代表は大学時代に物販で起業。17年に販路として使っていた「メルカリ」にライブコマース機能が備わったことから試したところ、飛ぶように売れたという。すぐに本場である中国に出向き、街のそこかしこでライバーが配信をしている姿を見て、「これだ」と確信、19年に会社を設立した。
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