スポーツ専門店チェーンは新業態の開発、既存店の活性化に力を入れている。コロナ禍以降、EC化が進展したが、主力の店舗販売についてもバージョンアップを図っている。コロナ禍が長引き、建設コストの上昇もあり、近年の新規出店は抑制気味だったが、改めて店舗網を充実させようという意識も出てきた。
アルペンは昨年4月に総合スポーツ「スポーツデポ」、ゴルフ業態「ゴルフ5」、アウトドア業態「アルペンアウトドアーズ」の旗艦店を集積した大型旗艦店「アルペン・トーキョー」を開業した。これまで手薄だった都心部や関東圏で存在感を高め、露出も増加した。今後も新規出店については継続的に全国でのエリアカバレッジを拡大する。今期(23年6月期)の出店予定は4店だが、来期はこれ以上の出店数を検討している。
専門店と共同運営
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