クリエイター系ジュエリーブランドの新作は、ブラック、ブラウン、ホワイトのシックなカラーが基調となっている。オニキスやホークスアイといったダークカラーの天然石をパールやK18と組み合わせる。研磨職人によるカービングで表情を加えたり、一つひとつ個性ある石の模様を生かしたり。ダブルリングや大ぶりのピアスなど、存在感あるボリュームのアイテムも増えている。
(中村維)
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「ヒロタカ」は、ホアン・ミロの抽象画に着想したコレクション〝ミロ〟から、ダブルフィンガーリングの新作をリリースする。ほっそりとしたK10のライン上にダイヤモンドバーをセット(税込み11万8800円)。ルテニウムで加工しモード感を高めたタイプ(12万1000円)もある。パールを通したダブルリングも、白いあこやパール(8万2500円)のほか、ダイヤモンドをあしらったタヒチパールタイプ(11万円)も揃え、重ねて付ければブラック&ホワイトのコントラストを楽しめる。6月10日発売。

「トーカティブ」は、縁をテーマにした〝サークル〟シリーズから新作リング(19万8000円)を出した。シルバーとK18の3連のリングで、そのうち1本には縄目のモチーフを刻んでいる。3本を重ねて量感を楽しんでも、ダブルリングや写真のようにチャーム付きリングとしても楽しめる。先行発売した大阪店に続き、5月16日から表参道店、オンラインストアでも販売を開始した。