《金高騰時代のMDは？転換期のファッションジュエリー㊤》〝ずれる価格軸〟に対応

　金地金価格が史上最高値を更新中だ。3年前まで金1グラム当たりの小売価格は6000～7000円台で推移していたが、25年4月時点では1万6000円台に。ファッションジュエリーブランドもこの間、複数回の値上げを実施している。現時点で値上げによる大きな客離れはないが、「金地金はまだ上がる」との想定のもと、各社はMDの変更や素材開発にも着手。かねてからの市場の2極化、ギフトから自家需要へのシフトと、転換期のファッションジュエリー市場における商品政策を聞いた。

（中村維）

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