伊勢丹新宿本店は20日、1階化粧品売り場を改装オープンした。化粧品を2層化し、既存の地下2階「ビューティアポセカリー」を含めて顧客の心理や買い方に合わせて大分類を見直した。製品の特性、美へのアプローチの違いに着目して、1階をメイクアップのセルフプロデュース、2階をスキンケアのセルフケアをコンセプトに再編した。
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1階のメイクアップゾーンは1.5倍に面積を拡大し、「ドルチェ&ガッバーナビューティ」「トゥーフェイスド」「ラ・ブーシュ・ルージュ」など新規を含めて30ブランドを集積する。クチュール、アーティスト、ジャパンなど6ゾーンに編集して買いやすさを追求するとともに、通路側にデジタルテスターを設置して顧客自身が検索して自分に合った商品を選ぶことができるようにした。「これまで敷居が高かった」という若年層を取り込む。