幅広い繊維、小売企業が進出しているインドネシア。日系企業はいま、事業戦略の転換期に差し掛かっている。インフレや付加価値税の増税などで中間層を中心に消費は低迷し、マーケットの二極化が加速しつつある。川上から川下に至るまで、内需取り込みに向けて狙いを定める重要性が増している。
(小坂麻里子)
価格と質求める
イオンモールインドネシア木村徹哉代表は「9、10月の客足は少し落ち込んだ」と話す。ターゲットである中間層が「買い控え傾向」のためだ。
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