金沢の繊維メーカー、カジグループが4月、「カジファクトリーパーク」(KFP、石川県かほく市)をオープンした。織物工場に公園、ショップ、カフェなどを併設した大型産業観光施設だ。北陸産地ではKFP以外にも、丸井織物(石川県中能登町)がひろゆき(西村博之)氏と協業したアパレルブランドをスタートしたり、各社が新工場を設けるなど動きが活発だ。なぜ北陸産地企業は元気なのか。
(中村恵生=本社編集部)
売上高2.6倍増も
KFPは織機170台を導入して生産能力を1.6倍に拡張したほか、1万6500平方メートルの公園、自社ブランドの旗艦店、本格的なカフェレストランを備える。投資額は70億円以上。国内の産地企業では異例の大型投資だ。
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