25年の登山用品市場の伸びは緩やかなものになっている。コロナ禍の収束に伴って急拡大した反動減や、価格上昇による買い控えなどが響く。こうしたなかウルトラライト(UL)系ブランドはマーケットにすっかり定着。じわじわと存在感を増している。
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登山用品販売は25年、専門店を中心に低調に推移している。コロナ5類移行に伴ってこの1~2年、市場が急拡大した反動も背景にあるが、円安とインフレの影響でアパレル、ギアともに軒並み平均価格が上昇しており、日本人登山客の買い控えが起きている。