【婦人服・これからどう売る】阪急阪神百貨店佃執行役員 MD型よりも個性に支持

2020/06/23 06:27 更新会員限定


佃尚明阪急阪神百貨店執行役員

 減収基調が続く百貨店婦人服だが、臨時休業を経た営業再開後の状況はおおむね想定以上の売れ行きで推移している。婦人服担当責任者に、再開後の状況とこれからの取り組みについて聞いた。

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今欲しい物が売れる

 ――営業再開後の状況は。

 時短営業や、前年の同じ時期にはクーポンを使ったキャンペーンをしていたこともあり、国内客の売上高は前年比80%ぐらいでしょうか。たまっていた需要分もありますが、結構売れているという印象です。売れているのは完全にプロパー商品。時期が遅れた春物の値下げ品よりも、やはり今欲しい物です。

 ――店頭もプロパー主体に見える。

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