《トップインタビュー2025》阪急阪神百貨店社長 山口俊比古氏 「海外顧客ビジネス」に着手

2025/01/07 14:00 更新有料会員限定


山口俊比古氏

 24~26年度中期経営計画で掲げた海外富裕層を顧客化する「海外顧客ビジネス」に着手している。その一環で阪急うめだ本店を国内外広域から集客する「グローバルデパートメントストア」(GDS)化し、同店の26年度総額売上高4000億円(23年度は3140億円)を目指す。また、LTV(顧客生涯価値)を最大化する「コミュニケーションリテーラー」確立に向けた準備も進める。

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世界的な百貨店へ

 ――24年1月から阪急本店の単月売上高の過去最高が続く。

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