北陸新幹線の延伸で注目を集める福井県丹南地区 物作りを「街作り」へ

2024/07/17 15:00 更新有料会員限定


ボストンクラブショップサバエの1階売り場。隣り合う公園には眼鏡型のベンチも構え、地元の人でも親しめる店舗にこだわった

 北陸新幹線の延伸を機に注目を集める福井県。福井の丹南地区(鯖江市、越前市、越前町)は産業観光を軸に魅力を増している。眼鏡や刃物などの物作り企業が集まる福井で、オープンファクトリーのイベントや、工場直営店の出店がここ10年で活性化。北陸新幹線新駅開業も追い風に、物作りを通じた「街作り」が加速する。

【関連記事】福井・丹南地区のオープンファクトリーイベント「リニュー」 地域に活気もたらす

来県者が増加

 福井県は3月の北陸新幹線の延伸により、人の流れが県全域に広がっている。県の観光誘客課の調査によれば、ゴールデンウィークの観光客数は、坂井市の東尋坊で前年同期比26.5%増、鯖江市の西山公園26%増、敦賀市の赤レンガ倉庫40.7%増と増加した。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事