ファストリ第1四半期連結 国内失速で増収減益

2019/01/10 16:00 更新


 ファーストリテイリングの第1四半期(18年9~11月)連結業績は海外ユニクロ事業が好調で増収増益だったものの、国内ユニクロが暖冬の影響で減収となり、収益性も低下し、増収減益となった。

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 売上収益6444億円(前年同期比4.4%増)、事業利益1032億円(8.5%減)、営業利益1046億円(8.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益734億円(6.4%減)だった。

 海外ユニクロは中国が2ケタ増益となり、東南アジア・オセアニアが大幅な増収増益。国内ユニクロは暖冬の影響で10、11月の既存店売上高が前年実績を割り込んだ。値引き販売を強化したことで粗利益率も計画を下回った。ジーユーは増収で、若干の減益だった。

 通期の業績予想は期初計画通りで、売上収益2兆3000億円、営業利益2700億円を見込む。



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