【ロンドン=若月美奈通信員】ザ・ファション・アワード2018の授賞式がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開かれ、大賞に「ヴァレンティノ」のピエールパオロ・ピッチョーリが選ばれた。
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英国レディスウェア賞は「ジバンシィ」のクレア・ワイト・ケラーで、メーガン妃がプレゼンターとしてサプライズ登場し、今年5月に着たケラーがデザインしたウェディングドレスについて語った。英国メンズウェア賞は3年連続でクレイグ・グリーン。
英国レディスウェア新人賞はリチャード・クイーン、英国メンズウェア新人賞は「ア・コールド・ウォール」のサミュエル・ロス、ブランド賞は「グッチ」、永年功労賞は「プラダ」のミウッチャ・プラダが受賞した。
社会や環境に前向きな影響力を及ぼした人に与えられるポジティブチェンジ賞が新設され、ヴィヴィアン・ウエストウッドが受賞した。
もう一つ新設された環境への配慮を促す功績をたたえるイノベーション特別功労賞は、海洋汚染を食い止める啓蒙(けいもう)活動を行っている組織「パーレイ」が受賞。サステイナブル(持続可能)への対応が急速に広まるファッション界を印象づける授賞式となった。
