布製ランドセルが、〝ラン活〟の選択肢の一つとして受け入れられている。昨年は有名ブランドの参入が話題となり、今年は大手量販店が仕掛けたことで認知がさらに広がった。今年の売り上げは各社とも好調で、来年も前年超えを計画している。
(金谷早紀子)
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販促もシフト
「想定以上に認知が進んでいる」と驚くのは、学校用品メーカーのフットマーク。同社は20年からポリエステルの通学かばん「ラクサック・ジュニア」を販売している。22年までは小学校高学年の買い替え需要が多かったが、今年は入学向けに購入する人が上回った。デザインを革製ランドセルに近づけた「ラクサック・ジュニアプラス」(22年11月発売)が大きく伸び、全体で前年比50%増となった。
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