神戸大学寺田教授に聞くE-テキスタイルの課題 普及には業界のやる気が必要

2025/02/05 07:58 更新有料会員限定NEW!


寺田努教授

 繊維素材による新しい出口、用途分野として期待されるE-テキスタイル、ウェアラブルデバイス。10年ほど前には素材メーカーの開発事案の発表も続き、動向が注目を集めたが、その後の動きは鈍い。寺田努神戸大学教授に現状や課題を聞いた。

(藤浦修一特別編集委員)

開発進むウォッチ型

 ――E-テキスタイルの普及の現状は。

 エンターテインメントでは広がりを見せています。研究室の出身者がベンチャー企業を立ち上げてエンタメの電飾服を作り、ダンスパフォーマンスなどで使われています。300人ほどのパフォーマーの電飾が同期して光る服など、世界的にも注目を集めています。

 ――健康管理分野でのデバイスの開発事例は。

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