ファッションを通じて社会課題解決を目指すDOYA(東京、銅冶勇人CEO=最高経営責任者)の「クラウディ」は、ライフスタイルライン「クラウディテーブル」で、1908年創業の洋食器の老舗ニッコー(石川県白山市、三谷明子社長)と協業し、食器を開発した。伊勢丹新宿本店の期間限定店(7月11日まで)やクラウディECサイトで販売している。
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商品は26センチのパスタプレートや31センチのオーバルプレートなど大ぶりのプレート、大小のボウル、マグカップなど8アイテム。クラウディのガーナ人デザイナーによるオリジナルテキスタイル柄を、白さが際立つニッコーのプレートやマグカップにプリントした。六つの柄は協業用に描き下ろしたもので、ブランドロゴの「C」をチェーンのようにつないだ柄や、輝く太陽の柄など6柄。各柄は絆や生命力などが込められている。マグカップ税込み4950円、パスタプレート9900円など。
クラウディは今春にクラウディテーブルを立ち上げるなど、ライフスタイル分野に力を入れている。伊勢丹新宿本店の期間限定店では、ガーナの水草「ギニアグラス」を手編みした伝統工芸のバスケットや、オリジナルテキスタイルのファブリックボード、春の期間限定店で好評だったスリッパやクッションカバー、ランプシェードなど生活を彩るアイテムを充実した。

同店の売上高の10%は、認定NPO法人(特定非営利活動法人)クラウディがガーナで運営する学校の「給食アクション」の活動資金に充てる。