「ディーベック」 表参道ヒルズに2店舗目の直営店

2019/03/12 11:00 更新


 釣り具用品主力のグローブライドは2日、東京・表参道ヒルズの本館地下1階に同社オリジナルのファッションブランド「ディーベック」の2店舗目となる直営店を開設した。フィッシングブランド「ダイワ」のウェアコレクションを混在させた初の売り場で、「コンセプトショップ」という位置付け。毎月、ディーベックとダイワのウェアで、独自のミックススタイリングを提案する。

 「ディーベックトーキョーエクスクルーシブ」店の広さは約100平方メートル。白を基調としたシンプルな内装で、什器やブランドサインには釣りざおに使用するカーボン素材を使ったり、ハンガーラックを釣り糸でつるしたりと、ダイワらしい世界を表現した。17年に原宿キャットストリート沿いに開業した1号店「ディーベックトーキョー」と同様、グローブライドのクリエイティブディレクターを務める佐藤可士和氏が内装デザインに関わったという。

白を基調としたシンプルでクリーンな雰囲気のディーベックトーキョーエクスクルーシブ

 品揃えはディーベックとダイワで半々の構成。ダイワでは、速乾性に優れたポリエステル製のスウェットや透湿防水ジャケットなどタウンユースアイテムを選ぶ。

 ダイワの服・靴・バッグのカテゴリーはこの3年、前年比2ケタ成長が続いている。既存販路である釣り具専門店でアパレルの扱いが広がっているほか、百貨店やセレクトショップなど新規販路からの引き合いも強まっている。ウェアに対する業界内での評価も上昇しており、国際スポーツ用品見本市ISPOが革新的な商品を選ぶ「ISPOアワード2019」では、ジャカード織りのレインジャケットがアウトドア部門でウィナーを受賞した。

VPではディーベックとダイワのミックスコーディネートを毎月提案する


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