「コーデュラ」の日本公式ユーチューブが登録者数1万人超え

2022/07/28 10:59 更新


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コンテンツ作りから動画サムネイルの編集までこだわり

 インビスタジャパンは高強力ファブリック「コーデュラ」で日本公式のユーチューブチャンネルの登録者数が1万人を超えた。同社はこの間、インスタグラムなどデジタルマーケティングを強化しており、ユーチューブでも採用ブランドの思いを伝えるなど、コアなファンの獲得やブランド認知向上につなげている。

(中村恵生)

 日本オリジナルチャンネル「コーデュラチューブ」を開設したのは20年10月。先駆けて成功したインスタグラムに続き、素材や採用ブランドなどのより深いコンテンツを伝える手段として着目した。

 開設当初はインスタグラムから誘導しても月300~400件ペースの登録にとどまり、「3000人に到達するのも大変だった」(川﨑隆史機能資材・アパレル部部長)。プレゼントキャンペーンなどとも連動してこつこつ積み上げ、2年弱で1万人に達した。

本気のコンテンツ作り

 登録1万は素材ブランドとしては「ゴアテックス」のグローバルチャンネル(1万1000人強)に次ぐレベルで、国内ではダントツ。その秘訣(ひけつ)は、ユーチューブの〝型〟を踏襲した本気のコンテンツ作りだ。川﨑部長自ら〝ユーチューバーTK〟となり、「まいどTKです!」で始まるオープニング、トークの間をカットしたテンポのいい編集、動画サムネイルの見出しやデザインなどノウハウを積んだ。

取引先ブランドと協業

 2週間に1回ペースで新しい動画をアップし、特に商品レビューやデザイナーとの対談、話題のショップやブランドの工場リポートなど、取引先ブランドと協業した動画を充実させ、一般消費者から業界関係者まで楽しめる内容となっている。特にオートバックスセブンのガレージライフスタイルブランド「ゴードンミラー」や釣り、ペット関係の動画は再生回数が多い。

 ビジネスへの波及効果は、登場するアパレルやバッグブランドなど客先との距離感が縮まり、新たな開発ネタなどにつながること。また「アイテムレビューを見て買いました」という採用ブランドの販売に直結する例も増えてきた。

 コーデュラのグローバルマーケティングチームからも関心が寄せられ、最近、日本版動画を英訳したものの海外配信を始めた。中国でも翻訳版を微博(ウェイボー)などで流している。「登録10万人を目標に伸ばしていきたい」とし、影響力を高めていく考え。


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