ビームスジャパン2号店がオープン 専用商品や限定品

2019/12/05 06:30 更新


 ビームスは5日、東急プラザ渋谷にビームスジャパンの2号店をオープンする。「日本にまつわるモノ、コト、ヒトをキュレーションする」ショップだ。渋谷にちなんだ専用商品を企画したほか、オープンを機にオリジナルウェアをリニューアルし、バリエーションを増やす。渋谷店限定商品も販売する。

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 ビームスジャパンの1号店は16年にオープンした。これまで「ニッポン再発見」をテーマに、メイド・イン・ジャパンの服のほか、日本各地の工芸品や地方自治体との協業商品を販売してきた。渋谷店も、日本各地の工芸品や民芸品、地方の自治体や地場産業と共同開発した雑貨や「ニードルス」「東洋エンタープライズ」「オアスロウ」など仕入れブランドの服も扱う。渋谷店オープンのタイミングで、オリジナルウェアもリニューアルし、品番数を増やすことにした。

 土産物っぽさが強かったロゴ入りのカットソーアイテムはボディーの形とプリントの色味を見直し、ファッション性を高めた。京都の組みひもをあしらったチノパンツ(1万3000円)や無地のカットソー(7000~9800円)やシャツ(1万4000円)など、ベーシックな定番アイテムは、ゆったり着られるが、ルーズすぎない「今どきの定番っぽさ」にこだわった。

渋谷の2号店オープンのタイミングに合わせ「今っぽい定番ウエア」を日本製で企画した

 オープンから3日間限定で井村屋の「ゴールドあずきバー」を当たり付きで別注し、販売するほか、スクランブル交差点をモチーフにした交通安全グッズも企画した。ベルリンのウェブメディア「ハイスノバイエティ」と協業したミズノのスニーカー(2万1000円)も渋谷店限定で売る。

オープンから3日限定で当たり付あずきバーも売る
渋谷店限定でミズノと協業のスニーカーも販売する

 設楽洋社長は「新宿店オープンから3年経ち、ファッション以外に、日本の優れた物作りや工芸、カルチャーを一般消費者に紹介できるビームスジャパンの役割が地方の行政や企業にも認知されてきた。今後は渋谷以外の日本の各都市にもジャパンを出店し、日本を世界に紹介する取り組みを本格化したい」と話す。

「店という舞台を持つ企画集団としてビームスを今後、成長させていきたい」と設楽社長


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