後発開発途上国からの卒業でどうなるバングラデシュ生産

2023/04/20 08:00 更新有料会員限定


 世界第2位のアパレル輸出国バングラデシュの成長が鈍化する恐れがある。人口1億6000万人を超す豊富な労働力とコストの低さで、中国に次ぐ輸出国となったが、貿易の優遇措置がなくなるためだ。

(高田淳史)

 国連は、開発途上国の中でも特に発展が遅れている国々をLDC(後発開発途上国)とし、国際貿易では物品の無税無枠の市場アクセスや有利な原産地規則などで優遇し、成長を促している。バングラデシュ、ラオス、ネパールに対しては21年、1人当たりのGNI(国民総所得)など3指標のうち、2、3で基準を満たすとしてLDCからの〝卒業〟を勧告した。現在は準備期間にあたり、卒業は26年11月24日と見られる。

消える無税特恵

 LDC卒業の意味とは何か。メリットとしては成長国として対外的なイメージが高まる。一方、国際社会から恩典として認められる無税・無枠の特別特恵関税(LDC特恵)を活用できなくなるデメリットがある。

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