イオンリテールは6月1日、業態転換でそよら湘南茅ヶ崎(神奈川県茅ヶ崎市)を開業した。GMS(総合小売業)から来店頻度を意識した戦略業態の都市型SCに切り替えることで全館売り上げで4割増を見込んでいる。
(田村光龍)
同施設は95年にマイカルのGMS「サティ」としてオープン、11年に「イオン」となっていた。近隣にイオン茅ヶ崎中央店があることからすみ分けが問われており、15年には大型改装を施すなどしてきたが、ここで業態転換に踏み込んだ。「そよら」は、直営の食品とヘルス・アンド・ビューティーケアに合わせて利用頻度の高いテナントを揃える都市型SC。そのため従来の衣料品や住居関連品の直営売り場をテナントに切り替えており、2万3000平方メートルの売り場のうち、57%から24%に直営の比率を下げることになった。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!
単体プランなら当月購読料無料でWでお得!