アダストリアは独自素材の開発とその商品化を進めている。24~25年秋冬向けからR&D本部との連携を強めた。社内展示会ではトレンドを加味した素材で作ったサンプルを見せた。社員に商品へのアイデアを膨らませてもらい、独自素材の活用を促す。良質な商品を適正価格で提供するため、生産のASEAN(東南アジア諸国連合)シフトも加速する。
(関麻生衣)
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ニーズを深く理解
独自素材の開発は、生産部と素材開発部が指揮する。ブランド横断で素材を活用し、生産規模を生かして原材料費などを軽減、グループで安定した品質の商品を適切な価格で販売するのが最大の目的だ。
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