杉本佳子

89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ。http://yoshikoliciousbeauty.blogspot.com/)

加・老舗専門店、ホルトレンフルーの実力(杉本佳子)

2017/06/24

 カナダ最大の都市、トロントにある大型高級アパレル専門店のホルトレンフルー。180年の歴史をもつ老舗でありながら、最先端のファッションを提供している。規模的にはデパートのイメージで、アメリカでいったらイメージではバ...

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大衆にやさしいお洒落な新スポット(杉本佳子)

2017/06/15

 ニューヨークのダウンタウンに7日、「大衆にやさしいお洒落スポット」が誕生した。「みんなのためのラグジュアリー」を謳(うた)い文句にしたホテル「パブリック」で、宿泊客でなくとも入れるスペースが1つ1つお洒落。宿泊価...



バーグドルフグッドマンが「変化球」(杉本佳子)

2017/05/16

カリスマファッションディレクター編集のインショップ    バーグドルフグッドマンの4階に、同店の名物ファッションディレクター、リンダ・ファーゴのテーストを全面的に打ち出したインショップ「リンダズ」がオープンした。バ...



成熟するニューヨークの食文化(杉本佳子)

2017/04/25

 ニューヨークの外食代がますます高くなっている。それにもかかわらず、どの高級レストランもよく人が入っている。しかも、なかなか予約がとれない高級レストランが多いのだ。ニューヨークにはそれだけ、プレミアム外食の市場性が...



手作りの1点物に投影される時代の気分(杉本佳子)

2017/03/21

 ニューヨークのアート&デザイン美術館で、「カウンターカルチャー:アメリカのカウンターカルチャーのハンドメイドファッション」展が始まった。60年代から70年代のハンドメイドとその背景にあるカルチャーに焦点を当てた展...



アメリカに販路求めて。鬼瓦まで!(杉本佳子)

2017/03/06

ニューヨークから繊研新聞へ原稿を送るようになって、27年以上になります。その間、「日本の伝統工芸や伝統的な技術を残していきたいので、アメリカに販路を広げたい」という動きを数え切れないほど見てきました。そんな私が、最...



ファインジュエリーもカワイイ?(杉本佳子)

2017/02/09

 従来、「可愛い」より「セクシー」を好むとされてきたアメリカだが、コーチやケイトスペードはここ数シーズン、テーストが低年齢化している。アメリカではミレニアルズが重要な客層となり、その次のジェネレーションZにも注目が...



オーガニックアベニューの新戦略(杉本佳子)

2017/01/20

 ニューヨークでは引き続き、コールドプレスジュースの店があちこちにできている。特に店舗の増加が目立つのは、ジュースプレスとリキテリアだ。ジュースプレスはニューヨークだけで49店舗もできて、ニュージャージー、マサチュ...



ナイキ・ソーホーの5階が大人気!(杉本佳子)

2017/01/05

 11月にソーホーにオープンした「ナイキ・ソーホー」。本紙では11月22日付けにオープンについての記事が掲載されたが、その5階にできたバスケットボールコートが大人気になっている。  私が記事を書くためにオープン直後...



必見のマスターワークス展(杉本佳子)

2016/11/28

 メトロポリタン美術館のコスチュームインスティチュートでは、毎年5月初めにスタートする展覧会がメインの展覧会だ。その時はオープニングに合わせてガラパーティーが華々しく開催され、「ファッション界のオスカー」といわれる...