素材・製造・商社

《25年春夏欧州素材見本市から㊦》輸出拡大に挑む日系企業

2024/02/22

 コロナ禍を経て、再び多くの日本企業が出展した欧州生地見本市。ミラノウニカ(MU)には37社が、プルミエール・ヴィジョンパリには46社が出展した。【関連記事】《25年春夏欧州素材見本市から㊥》サステイナブルの実装へ...

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ファーマフーズ 卵殻膜由来の繊維でアパレル向け開拓へ

2024/02/22

 機能性食品素材の開発・販売を手掛けるファーマフーズ(京都市)は、卵殻膜を再利用した繊維「オボヴェール」が、24年秋冬ニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)で発表されたコレクションに採用された。 オボヴェー...



新内外綿 天然原料糸の開発進む オーガニックコットン素材は販売開始

2024/02/22

 シキボウグループの新内外綿が、天然原料を使った新商品を二つ発表した。一つはオーガニックコットン(OC)の「エーゲ海オーガニック」。もう一つはパイナップルの葉の繊維を用いた「パイナップルヤーン」だ。エーゲ海オーガニ...



トーア紡コーポレーション 衣料事業が伸び中計を早期達成 今期は新規事業も貢献

2024/02/22

 トーア紡コーポレーションは、24年12月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を達成する見通しだ。(小堀真嗣)【関連記事】《トップインタビュー2024》トーア紡コーポレーション社長 長井渡氏 衣料はコスト抑え利益...



《25年春夏欧州素材見本市から㊥》サステイナブルの実装へ

2024/02/21

 サステイナブル(持続可能な)素材や生産が当たり前になる中で、それを保証するトレーサビリティー(履歴管理)に関するサービスや、認証への関心が更に高まってきた。デッドストックの活用、リードタイムの削減や輸送による二酸...



帝人フロンティア、「ソロテックス」が好調 24年度目標は売上高130億円

2024/02/21

 帝人フロンティアのPTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維「ソロテックス」が好調だ。コロナで落ち込んだものの、今期の売上高は前年同期比10%増の115億円、24年度は130億円近くを見込む。製品供給が広がり顧...



専門商社の4~12月連結決算 暖冬響くも堅調維持 繊維事業が引っ張り利益貢献

2024/02/20

 専門商社の4~12月連結業績は、上期までと比べて勢いが落ちているものの堅調を維持している。繊維事業の貢献が大きい。事業の見直しや価格の改定、経費削減などを進め、利益が伸びている。勢いの鈍化は、暖冬によるアウター需...



マツオカコーポレーション24年3月期連結 純利益さらに上方修正 受注弱含みでも収益性向上

2024/02/16

 縫製大手のマツオカコーポレーションは第2四半期に続き、第3四半期でも通期(24年3月期)連結業績見通しを上方修正した。通期の売上高580億円と営業利益11億円は据え置いたが、経常利益を39億円(前回予想33億円)...



PVパリ25年春夏向け メゾン・デクセプション 日本の美・技に注目

2024/02/16

 【パリ=松井孝予通信員】2月のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリで「メゾン・デクセプション」が開かれ、5カ国から20社が参加した。仏語で「傑出したメゾン」を意味するこのエリアには、出展審査を通過した企業のみ出展...



尾州産地の23年毛整理加工高 微減で推移 紳士服地は堅調、婦人は苦戦

2024/02/15

 尾州産地の毛整理加工高は、コロナ禍からの回復が期待された23年の生産が低調に推移した。23年1~12月の毛整理加工高(入荷ベース)は、前年比3%減の78万1322反にとどまった。フォーマルやリクルートなどに向けた...