素材・製造・商社

ニット工連が総会実施 適正な価格転嫁で収益を確保 深刻な人手不足解消へ

2023/06/27

 日本ニット工業組合連合会は6月23日、都内で通常総会を開き、国内外における振興事業の推進、地域活性化、若手・後継者育成を柱とする23年度の事業計画を確認した。 引き続き、合同展ジャパン・ベストニット・セレクション...

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イタリアの有力タンナー2社が展示商談会 伝統のクラフトマンシップを継承し、高性能の皮革製品を開発

2023/06/23

 イタリアのタンナーの「ピオ・ドゥジーニ」と「イタルペル」は6月中旬、伊大使館貿易促進部の展示ルームで、展示商談会を開いた。ともに家族経営の有力タンナーで、イタリアの皮革品質認証機関が審査する、環境や安全衛生、社会...



帝人フロンティア、バングラデシュ生産は微増 LDC卒業対策を強化

2023/06/23

 帝人フロンティアは、バングラデシュからのアパレル輸入が前年と比べて微増ペース(1~3月)で推移している。コロナ禍でもそれほど生産量は落ち込まず、円安が逆風だが19年と比べほぼ同程度と安定している。【関連記事】後発...



《アジアのハブへ・ベトナムの現在地②》ビナテックスと連携深化 素材調達の利便性など優位性を生かす

2023/06/23

 伊藤忠テキスタイル・プロミネント・アジア(IPA)はベトナム内需の市場拡大に向けて「ビナテックスをはじめとする現地パートナーとの協働を推進する」(森田洋IPAマネージングディレクター兼プロミネント・ベトナムゼネラ...



丸井織物「ノトクオリティー」 生地を〝はいて〟体感する展示会

2023/06/23

 合繊織物製造の丸井織物(石川県中能登町)は、自社テキスタイルブランド「ノトクオリティー」の生地を体感してもらう展示会「布を穿(は)く会」を東京で開いた。すべての生地をモンペ型のパンツにし、はき心地を確かめて新たな...



《アジアのハブへ・ベトナムの現在地➀》欧米市場に翻弄されるも底堅く

2023/06/22

 ベトナムの繊維・ファッション産業は、昨年のコロナ禍後の国内外におけるリベンジ消費の盛り上がりで、輸出や内需で活況を呈するも、その後の欧米市場低迷のあおりを受けて、急速に冷え込む激しい動きとなっている。その一方で、...



小松マテーレの直営店「まてーれ」 金沢ひがし茶屋街に開業

2023/06/22

 小松マテーレの直営小売店「まてーれ」が6月21日、石川県の代表的な観光地の金沢ひがし茶屋街(東山)にオープンした。インバウンド(訪日外国人)需要も見込める同地で、土産物品や生活雑貨を販売し認知度を高める。合わせて...



《変化を捉える 24年春夏ファッションテキスタイル㊦》見えにくい価値をどう伝えるか

2023/06/21

 コロナの終息ムードは、コロナ前の「普通の日常」の過ごし方を人々が思い出し、考え直すきっかけにもなった。長い自粛を経て、意識がアップデートされた「普通の日常」を快適に過ごすための機能性素材に注目が集まっている。商品...



旭化成 繊維事業の衣料・生活関連でカーボンフットプリント開示へ

2023/06/21

 旭化成は繊維事業の衣料・生活関連で今期(24年3月期)、サステイナブル(持続可能な)を強化し、下期から製品別のカーボンフットプリント(CFP)開示を進める。キュプラ「ベンベルグ」は火災の影響から7、8割水準まで生...



田村駒24年春夏レディストレンド 凹凸や梨地、刺繍など表情のある生地使い

2023/06/20

 田村駒は24年春夏向けレディスODM(相手先ブランドによる設計、生産)提案で、凹凸や梨地、刺繍、レースなど表情のある生地を使ったアイテムを充実する。総合展で見せたところデザイナーやバイヤーの反応が良かった。「大人...