素材・製造・商社

《アジアのハブへ・ベトナムの現在地➀》欧米市場に翻弄されるも底堅く

2023/06/22

 ベトナムの繊維・ファッション産業は、昨年のコロナ禍後の国内外におけるリベンジ消費の盛り上がりで、輸出や内需で活況を呈するも、その後の欧米市場低迷のあおりを受けて、急速に冷え込む激しい動きとなっている。その一方で、...

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小松マテーレの直営店「まてーれ」 金沢ひがし茶屋街に開業

2023/06/22

 小松マテーレの直営小売店「まてーれ」が6月21日、石川県の代表的な観光地の金沢ひがし茶屋街(東山)にオープンした。インバウンド(訪日外国人)需要も見込める同地で、土産物品や生活雑貨を販売し認知度を高める。合わせて...



《変化を捉える 24年春夏ファッションテキスタイル㊦》見えにくい価値をどう伝えるか

2023/06/21

 コロナの終息ムードは、コロナ前の「普通の日常」の過ごし方を人々が思い出し、考え直すきっかけにもなった。長い自粛を経て、意識がアップデートされた「普通の日常」を快適に過ごすための機能性素材に注目が集まっている。商品...



旭化成 繊維事業の衣料・生活関連でカーボンフットプリント開示へ

2023/06/21

 旭化成は繊維事業の衣料・生活関連で今期(24年3月期)、サステイナブル(持続可能な)を強化し、下期から製品別のカーボンフットプリント(CFP)開示を進める。キュプラ「ベンベルグ」は火災の影響から7、8割水準まで生...



田村駒24年春夏レディストレンド 凹凸や梨地、刺繍など表情のある生地使い

2023/06/20

 田村駒は24年春夏向けレディスODM(相手先ブランドによる設計、生産)提案で、凹凸や梨地、刺繍、レースなど表情のある生地を使ったアイテムを充実する。総合展で見せたところデザイナーやバイヤーの反応が良かった。「大人...



《変化を捉える 24年春夏ファッションテキスタイル㊥》求められる“日本ならでは”

2023/06/20

 製品の付加価値を高めるような日本ならではのテキスタイルに関心が高まっている。アパレル生産の仕組みが変化する中で、大量生産よりも、少量で手仕事の感じられるようなニュアンスのある生地も好評だ。輸出を見据える上でも、他...



長谷川商店 シルクのスキンケアツールを販売

2023/06/20

 シルク主力の長谷川商店(愛知県一宮市・長谷川容子社長)は、シルクのスキンケアツール「LULL」(ラル)を発売した。コンセプトは「素肌に。シルクのひととき」。セリシンを除去していないシルクには、アミノ酸由来の肌に近...



クラレトレーディングベトナム 衣料・繊維事業が順調に拡大

2023/06/20

 クラレトレーディングベトナム(KTベトナム)は、拡大している衣料・繊維事業をさらに伸ばす。ベトナム中部、ダナンの主力協力工場と取り組む日本向けのスポーツ、アウトドアウェアの縫製オペレーションやプリント事業が順調に...



「世界一のテキスタイル会社へ」 東レの中国長繊維テキスタイル拠点TSD

2023/06/16

 【上海支局】東レグループの中国・南通での長繊維テキスタイル製造、販売会社の東麗酒伊織染南通(TSD)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の高度化や省エネ、排水の回収リサイクルなどで環境に優しく、競争力に優...



《変化を捉える 24年春夏ファッションテキスタイル㊤》時代に合った“新定番”創出

2023/06/16

 24年春夏に向けたファッションテキスタイルの先行商談が一巡し、素材メーカーやコンバーターの提案が出揃った。コロナ禍を契機とした消費者ニーズの変化を受け、様々な要素をクロスオーバーさせる傾向が強まっている。シーン問...