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国内合繊メーカー 撤退や譲渡が再び加速 構造改革続く背景は

2025/06/11

 国内合繊メーカーが再び繊維事業の撤退や譲渡を加速している。過去何度もの構造改革を経て、近年は得意分野に絞り込んで事業を特化していた。ところが中国メーカーとの競合激化や市況低迷、コスト増などが重なって撤退が相次いで...

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蝶理グループ、ベトナム拠点に日欧米へ攻勢 環境素材や中軽衣料で

2025/06/11

 【ホーチミン=北川民夫】蝶理グループがベトナムを拠点に商機を広げている。蝶理ベトナムは環境配慮型商材を切り口に市場を開拓、STXベトナムは気候変動による日本市場の変化に対応する生産体制を組んで増産している。規制と...



マリモ日比野社長、祖父から継いだ靴下愛㊦ 利他の心で人を思う

2025/06/11

 大好きな祖父の晩年の姿から、靴下をはきにくいユーザーへのアプローチを広げたマリモ。日比野ほのか社長は24歳という若さで社長を継ぎ、3代目として会社の未来を明るく照らす。日比野社長に企業姿勢、理念を聞いた。【関連記...



有力セレクトショップに聞く25~26年秋冬雑貨トレンド ビンテージやレトロを現代的に

2025/06/11

 有力セレクトショップの25~26年秋冬のファッショングッズは、ブラウン系がキーカラーに挙がっている。ビンテージの要素やレトロ感のあるアイテムを現代的に着こなすことがテーマの一つになっている。バッグとシューズはファ...



イズミのコスメ雑貨店「ア・フルールプティ」 既存店にない高感度な店作り

2025/06/11

 量販店のイズミ(広島市)が今年3月開業のJR広島駅ビル「ミナモア」に出店したコスメ雑貨店「ア・フルールプティ」は、「平日と週末の売上高の差が小さい」(山根香奈代ライフスタイル本部生活雑貨部長)など既存店にはない特...



専門店レディス6月の売り場観測 トップとボトムのワンツーコーデを提案

2025/06/10

 軸足を置くのは、シャツ、ブラウスを主役にしたセットアップや鮮度の高いコーディネート提案。昨年に引き続きドレスが下火傾向のため、トップとボトムの組み合わせを着回し力や今年らしさで売っていきたい。夏を目前に控え、機能...



明治大学でも「ファッション論」?! 体系的な学習、議論の機会を再び

2025/06/10

 「ファッション論」がまた注目されている。『ファッションは語りはじめた~現代日本のファッション批評』(フィルムアート社)が刊行された11年前後を「ファッション批評元年」とするとそれから約15年、ファッションやデザイ...



《選ばれる企業のブランディング⑨》社内・外が連動するジュンの理念浸透

2025/06/10

 引き続き、ジュン取締役執行役員人事部/労務部責任者三枝吏氏と人事部次長の佐藤友紀氏へのインタビューから、その取り組みを紹介する。インナーブランディングのポイントで指摘した「社外に語る機会づくり」と「社員を称(たた...



《トップに聞く》オフィスくに社長 佐々昭一氏 黒・無地に特化した生地作り

2025/06/10

 オフィスくに(愛知県一宮市)の生地は黒が埋め尽くす。他も白や生成りの単色で、触ると素材のハリ・コシそのままの感覚が後に残る。佐々社長が1人で企画・販売する独自性を貫く生地は、デザイナーのインスピレーションを刺激す...



《素材メーカー・商社の25年3月期決算分析⑦》繊維専門・素材メーカー系商社繊維部門 増収基調、構造改革が進む

2025/06/10

 繊維専門・素材メーカー系商社繊維部門の25年度連結決算は増収基調だった。利益は、構造改革を進めた企業では大きく改善した。一方でバングラデシュでの政治混乱や海外市場の低迷で利益が落ち込んだ企業もある。【関連記事】《...