ゾゾは3月18日、ECモール「ゾゾタウン」上にコスメ専門「ゾゾコスメ」をオープンした。イメージキャラクターで女優の新木優子さんが出演するテレビCMも放映、認知度を高める。
【関連記事】【伊藤ゾゾ取締役COOに聞く】ゾゾグラス開発の背景とは？
コスメは、ゾゾタウンの中心顧客であるZ世代の女性からの関心が高く、ファッションと親和性があるため、要望が高かった。ゾゾコスメのモール内では、「ディオール」「クリニーク」「セルヴォーク」など「厳選した500以上のブランドを揃えた」（伊藤正裕取締役兼COO＝最高執行責任者）。眼鏡型のフェイスカラー計測ツール「ゾゾグラス」も開発し、既に50万件以上の予約が入っている。オープン時には、ゾゾグラスで計測したデータを基に400点以上のファンデーションから、マッチする商品がレコメンドされる。リップやチークなど対応アイテムを広げるほか、AR（拡張現実）メイク機能も搭載する予定。ゾゾならではの検索性の高さも特徴で、肌の悩み別、使用感、成分などで検索可能。
国内外約90のラグジュアリーとデザイナーブランドを集めた「ゾゾヴィラ」もオープンし、昨年の「ゾゾシューズ」開設以来、カテゴリー強化を進めている。ゾゾタウン全体もリニューアルした。ファッションテックを駆使し、「ファッション好きの方に提供できるコンテンツ、ブランド、施策に注力していく」（伊藤取締役）とし、データに基づくパーソナライゼーション機能などで改良を続ける。
