6月に開かれた第104回ピッティ・イマージネ・ウオモ(24年春夏向け)は、これまでになかったアプローチとして会場のデコレーションをゲストデザイナーが手掛けた。
(ライター・益井祐)
【関連記事】《マスイユウのYUラブピッティ!23~24年秋冬》パンデミック前のにぎわい戻る カテゴリーのバリエーション充実
見どころはスペシャルイベントの「フェンディ」とゲストデザイナー「ERL」のショーだったが、ERLのイーライ・ラッセル・リネッツによるエントランスやメインパビリオン前のデコも、ソーシャルメディアを飾った。
ゲストデザイナーのもう一人、「チュラープ」も注目だった。デザイナーのチュー・スワンナパはタイの出身で、かつて現地でデザイナーとして活動。その後パリに渡る際にブランドを休止した。南アフリカに移住後はスタイリストとして活動し、再びデザインを始めた。