繊維専門商社のヤギは16~17年秋冬からオリジナルのウェアブランド「アンチェンジド」を販売する。ヤギは生地販売や製品OEM(相手先ブランドによる生産)を主力とするが、「OEMの先にある部分を強化する」(八木隆夫社長)方針を掲げ、オリジナルブランドの開発に乗り出した。販路はセレクトショップを想定。秋冬で一部先行し、17年春夏を本格的なデビューと位置づけている。
アンチェンジドは、「都会での生活を楽しむ大人たちのためのブランド」。欧州や日本の高品質な原料、テキスタイルを使い、イタリアやブルガリア、ポーランドなど欧州の工場で縫製する。メンズ70%、レディス30%の構成。
カテゴリーは、エレガントなビジネススタイリング、機能的なスポーティーアイテム、洗練されたタウンウェアの三つ。ターゲットは20代後半から30代前半のファッション感度の高い男女に設定している。
ブランドコンセプトはアーバニスト。ターゲットは20代後半から30代前半のファッション感度の高い男性、女性に設定している