繊維専門商社のヤギは、フィットネスクラブを運営するワンサードレジデンス(東京、蘇乾聞社長)と戦略的パートナーシップ契約を結んだ。
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ヤギとヤギ子会社のドリームボックスは、ワンサードレジデンスが手掛けるミラー型オンライントレーニング用デバイス「フィットネスミラー」事業で販売代理店契約を結び、今後協力体制を強める。フィットネスミラーは、鏡に映った自分の姿を見ながら、在宅で鏡の中のトレーナーの指示に従ってトレーニングできる。すでにフィットネス用を含む数多くのコンテンツを収録し、ライブレッスンも実施している。
戦略的パートナーシップにより、ヤギ、ドリームボックスが開発するメニューや商品をフィットネスミラーのコンテンツに加えて付加価値を向上。フィットネスミラー事業を早期に拡大させると同時に、サービスの改良や共同商品の開発、イベント開催などを協力しながら進める。コロナ禍で在宅でのオンライントレーニングの利用が増えていくことを想定し、契約を結ぶことにした。
ヤギは19年に消費者向け健康管理アプリの開発などを手掛けるドリームボックス(福岡市)を完全子会社化した。「ヘルスケア」「フィットネス」などをテーマにした新規事業の拡大を急いでいる。
