ニューヨーク植物園が5月23日から10月18日まで、「フラワーパワー」展を開催している。「60年代から70年代のヒッピーカルチャー」と「花は平和と愛のシンボル」であることに焦点を当てている。

7月25日には「コスチュームコンテスト」を開催。来場者にヒッピー風の格好で来ることを呼びかけた。コンテストに参加した人たちは老若男女問わず、ヒッピー風のファッションを楽しんでいた。





「フレンドシップブレスレットをつくるワークショップ」「ヒッピー風の写真になるフォトブース」もあり、サイケデリックな日除けが設置されたエリアでは、60年代〜70年代のフォークソングの生演奏をのんびり聴く人々の姿が見られた。


会場のところどころに置かれたサインの1つには、「1960年代は人々が集った時代だった」と記され、集会や音楽フェスティバルなどがしばしば公園や農場であり、そうした場を共有することでクリエイティビティとコネクション、社会の変化が生まれていったとしている。
戦争がなかなか終わらないこの世界で、ニューヨーク植物園なりに考えたメッセージと感じた。60年代と70年代前半もベトナム戦争が行われていた。それでもまだインターネット、ましてやAIは人々の生活に存在しなくて、もっと生身の人間同士の交流があった。60年代、70年代のフォークソングも、どこかのどかな気分にさせてくれる。そうした時代への憧れが人々の中にあるのかもしれない。花を見て、音楽を聴いて、当時のファッションを楽しんで、平和な時間の貴重さを体感してほしい。そんなメッセージがこのテーマに込められているのかもしれないと思った。
植物園内のショップではテーマにちなんだグッズがたくさん販売されていて、写真に写っているものの4倍以上ある。こういったマーチャンダイジングも、この植物園は上手だと思う。


89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)
