ワークマンは今秋、これまで避けてきた法人のFCと、同一フランチャイジーによる複数店運営を解禁する。2月に「#ワークマン女子」から業態名を変更し、ファミリー向けカジュアル業態に転換した「ワークマンカラーズ」で9月から、年商150億円以上の中型以上のモール内で法人FCの出店を開始する。来年4月までにモール内で4店の出店が決まっている。
(河邑陽子)
新生ワークマンカラーズは、2~6月までに地方の路面店中心に一気に24店を新規出店した。業態転換を機に今春から男性用ベーシック衣料にも参入し、女性客の客数を維持しつつ、男性客が従来の2倍に増加して売り上げも好調。男性用新製品「快適普段着」シリーズは、高機能かつ競合最大手の半額以下の価格が好評で、追加発注して販売計画を2倍に引き上げた。