大阪・心斎橋オーパの「ウィゴー」を4月29日に、古着を中心に揃える初のレディス単独店にリニューアルしたウィゴー。ウィゴー心斎橋オーパ店では、様々な古着を分かりやすく編集し、顧客がSNS(交流サイト)に画像をアップすることを想定した撮影スペースなど、楽しい店作りを追求した。
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店舗面積は約400平方㍍。品揃えの大半を占める古着は、原宿ストリートやビンテージガーリー、リメイクなどテイストごとに分かりやすく編集した。古着以外にも、新品や「WC」の売り場も開設し、ミックスコーディネートも楽しめるようにした。
古着を中心にしたことで、従来よりも幅広い客層の獲得を狙い、客単価は従来の1.5倍に上昇させる考えだ。SNS用の撮影スペースは、アンティークの家具や雑貨を生かしたコーナーなどを2カ所開設。「古着を生かした店作りにはスタッフも楽しさを感じている。店が生み出す良い空気感に期待したい」(松浦孝俊執行役員兼ウィゴー事業部営業部長)と話す。
同社は4月に、大阪・アメリカ村に古着だけで品揃えしたウィゴーアメリカ村店をオープン。男女を対象にした提案で手応えがあったことから、今回のようなレディスだけの古着店も立ち上げることにした。心斎橋オーパ店の改装オープン後の初年度売上高は2億5000万円を目標にする。