和技プロジェクト、NYから発信

2016/07/28 05:42 更新


 日本の中小企業の海外進出をサポートする和技WAZAプロジェクトは米ニューヨーク(NY)の自社コンセプトストアを拠点に、紳士服・雑貨や生活雑貨のメーカーなどパートナー企業11社の海外市場での卸販売や小売りの拡大を目指す。ショールームも併設したコンセプトストアは9月にグランドオープンする。

 同プロジェクトは日本の伝統や文化、日本人の感覚で作られた商品を、NYに構築したプラットフォームから世界に発信することを目的にしている。伊藤隆祥社長は「日本の企業が本格的にグローバルで販売するため、プラットフォームを通じて全力で支援したい」としている。

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日本企業11社がパートナーとして参加する

 通常、海外市場を開拓するには、継続性や拠点、現地のネットワーク、商品フォロー、物流などの壁がある。

 こうした課題を解決するため、プラットフォームでは①ブランディング②商品企画③営業④販売⑤サプライチェーン⑥マーケティングの六つの機能で構成する。特に、海外で売れる商品を開発するため、現地の情報を日本企業にフィードバックし、米国の企画担当者とともに企画を進化させることが可能だ。

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