和光は1日、スコットランドのタータン、キルト専門メーカー、キンロック・アンダーソンの特別イベントを行った。キンロック・アンダーソンの創業150周年を記念したフェアの一環で、同社5代目のダグラス・アンダーソン会長は「スコットランドにとってテキスタイル産業は重要で、とても長い歴史がある。その代表がタータンで、世界の名だたるブランドに提供し、品質に定評がある」と話した。
同社は三つのロイヤルワラントを持ち、現在英国王室が使用しているタータンは全て同社のもの。日本では50年以上の販売実績があり、「スコットランドのアイデンティティー、本物を求める日本の英国好きにも喜んでもらえている」という。
ダグラス会長夫人による、スコットランド伝統衣装のキルトの製作実演も行った。プリーツを入れながら同じサイズの格子柄を連続させるなど、品質を裏打ちする熟練の職人技を紹介した。
