天気と気温に適した服装を考えるのが難しい時期に突入した。雨で肌寒さを感じていたかと思えば、翌日は晴天で汗をかくこともある。夏から秋にかけて、じわじわと気温が低下するというこれまでの常識も年々崩れている。衣替えの時期すらもあいまいになり始めているのではないだろうか。
以前は、自分の感覚だけを頼りにその日の服装を考えていた。しかし、近年は一筋縄ではいかない。何を着れば快適に過ごせるかと、毎朝頭を悩ませている。そこで役立っているのが、天気予報サイトの服装指数や気温別のアドバイスだ。「半袖で過ごせる」「軽アウターが必要」などを参考にする日が増えた。
同じように悩む人が多い状況をアパレル企業も分かっているのだろう。近年はECサイトなどで、気温別のおすすめスタイリングを提案する動きが目立つようになった。例えば、ユナイテッドアローズのオンラインメディア「UAコラム」では、季節の変わり目に多い23度に着目して、コーディネートを紹介していたりもする。
天気や気温のデータは、消費者とアパレル企業の双方に、欠かせない存在になっていきそうだ。
(祥)
