《ベトナム・アジアのハブ活性化㊦》日本の物作りで販路開拓

2024/03/15 10:59 更新有料会員限定


グループ3社の在庫サービスを通じベトナム市場に訴求するサンウェル

 ベトナム・ホーチミンで開催された「ベトナム国際アパレルファブリックス&繊維関連技術専門見本市」(VIATT)に出展した日本企業は、独自性の高い素材で、成長著しいベトナム国内市場や、欧米市場向け販路開拓を狙った。

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在庫サービスを提案

 サンウェルは、ベトナム現地の「感度の高い」アパレルメーカーや、欧米向け製品を縫製する企業群へ、グループ3社(日本、中国、タイ)の在庫サービスを紹介した。高品位、多品種小ロット、即納体制といった強みを訴求した。

 人気だったのが、レーヨン・ナイロン複合の「ノビイル・プリプリストレッチ」だ。レーヨンが高混率ながら、経糸にレーヨンでカバリングしたナイロンの糸を使用することで、「シワになりやすい」「縮みやすい」などレーヨン特有のデメリットを改善した。プリプリとした落ち感と反発感に加えてサラッとした肌触りを備え、オールシーズンで使える。

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